2014/04/10

SC-88Pro音源のストック

ROLAND SC-88Pro実機
先月に中古で入手した音源モジュールROLAND SOUND Canvas SC-88Pro(1996年製)の動作テストとサウンドチェックを、一昨日行いました。

90年代当時、MIDIデータを鳴らすためのマルチ・ティンバー音源として、YAMAHAやROLAND、KORG等のメーカーが競ってこの手の音源モジュールを次々と販売していましたが、ある意味、その中で天下を取ったと言えるのがSC-88Proではなかったでしょうか。

《これは進化ではない。革命である》

と広告に堂々と謳ったこの名機は、その後プロも愛用し続けた完成度の高い音源だったのです。

私が行ったサウンドチェックでは、今のところ膨大な1,117音色をすべて試聴したわけではありませんが、ドラムセットを重点的に聴いたところ、想像通り、生っぽくないこの時代特有のデジタル・サウンドの、TR系の音色が聴けたりして、思わずにやけてしまいましたが、個人的にはTR-707が好みです。

これが発売された96年当時を思い出してみると、私にはとても高価すぎてSC-88Proを買うことなどできませんでした。言わば憧れの音源でした。

その4年後あたりでかなりグレードの下がる、かつ安価なKORG NX5Rを買うことができましたが、その頃マルチ・トラック・レコーダーとして使用していたKORG D8(8トラック・ハードディスク型MTR、16bit/44.1kHz)がまた頗るひどいデジタル・サウンドで(ホームページ・コラム「O2R幻影」参照のこと)、これとNX5Rとの組み合わせでは、もうどうにもならないほど貧弱な、骨と皮だけのサウンドといった感じになり、すっかり音楽をやる気が起きなくなったのを覚えています。

だからといって、仮にその時SC-88Proを所有していたとしても、感想は同じだったでしょう。問題の根幹はDC(デジタル・コンバーター)であり、MTRの内部処理能力であり、ミキシングにおけるEQやコンプのクオリティであって、当時の安価な民生機デジタルMTRでは、その一昔前のカセットテープ式のMTRのサウンドにも追いついていなかったのです。

1996年当時の広告
さて、何故今になってSC-88Proなどを入手したか。

それは別に、かつて憧れの対象であった物を所有したくなったという単純な欲求ではありません。
先に述べたDCの問題だとかミキシングのクオリティは、昨今のDAWやインターフェースの高音質を聴けばわかる通り、ほぼ解決済みです。この点では90年代とはえらい違いです。
だからこそ、今だからこそ、90年代の音源モジュールのサウンドやレンジ感を存分に引き出せるのではないかと。もしかするとしょぼいと思われたNX5Rでさえも、使ってみれば新しい価値が生まれるのではないかと。

そういう意味合いで、NX5Rもさることながら、あの時代を謳歌したSC-88Proをまさに音源としてストックしておきたかったのです。何度も言うように、これらの音源にはあの時代特有の、デジタル的な臭みがあります。アナログのヴィンテージ・シンセや現行の生っぽいモデリング音源とはまったく別次元の、90年代サウンドが一杯詰まっていると思えるのです。

2014/04/05

Master EQ 432

最近はPro Tools上で使用するプラグインも固定化してきて、その種類や使い勝手に充足感を覚え、プラグインはこれ以上いらないなあという気分でいました。

ところが、これは使ってみたいと思えるプラグインを見つけました。
IK Multimediaの「Master EQ 432」。

IK Multimedia Master EQ 432
このプラグインのオリジナル・モデルは、Sontec MES 432 Parametric Disk Mastering EQで、マスタリング用EQの名機です。
2年ほど前、フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブルのレコーディング・データをもとに、ニューヨークのとあるマスタリング・スタジオを調べていたところ、そのスタジオの写真でSontec MES 462C9を見ましたが、著名なマスタリング・スタジオではほとんどSontec MESが設置されているのではないかと思うほど、非常に有名かつ高価なEQです。

この伝説的なマスタリング用EQがついにプラグインになった、と知って、私は早速、試用で使ってみました。

シェルビングを含めたこの5バンドのパラメトリックEQはまさしくマスタリングのための仕様となっており、特に3バンドのピークEQは視覚的にも分かり易く、サウンドの補正を極限まで追い込んでいけるという点で、抜群の効果を発揮してくれます。

周波数帯域幅の切り替えスイッチ、ゲイン・レンジを3段階に切り替えることができるボタン、これらはサウンド補正の追い込み方の大きさを変える重要な要素ですが、私が気に入ったのは、これらのEQをステレオ・モードとミッド/サイド・モードに切り替えることができることです。

これまで、マスタリング用のトラックには、最後段のマキシマイザーの前にいろいろな種類のEQプラグインを挿して試してきましたが、サウンドが変わりすぎてしまうという問題がいつも起きていました。ほんの少し低域を重くしたいとか、ほんのちょっと中高域を抑えて柔らかくしたい、といった本当に微妙なニュアンスを変えたいだけなのに、EQのクセが強いせいもあって、それがなかなかうまくいきませんでした。

Master EQ 432はゲイン・レンジを小さくすることによって、微妙なさじ加減が可能です。ステレオ・モードとミッド/サイド・モードを駆使すれば、ミキシングで得られたサウンドをキープしつつもほんのわずか、ニュアンスを変えることができます。

マスタリングとは本来、最終フォーマットに落とす際の、サウンドの等価・補正が主目的であって、どうにも駄目になってしまったミックスをマスタリングで何とかしてくれ、的な意味の行程ではありません。
Master EQ 432は、そうした本来の意味のマスタリングをプラグインで実現してくれる、最良の選択肢かも知れません。

2014/04/03

MOTU 828x導入計画〈2〉

パワーケーブル「OYAIDE L/i 50 G5」
MOTU 828xを導入するにあたって、要となる2本のケーブルを用意しました。OYAIDEのパワーケーブル「L/i 50 G5」(低温アニール処理無酸素銅線)、そしてVestaxとOYAIDEのコラボで実現したUSBケーブル「Vestax-neo」(反転同心撚りフラットケーブル)です。

L/i 50 G5は既にマイクプリで使用しているので、そのサウンドのキャラクターは把握しています。中域が太くメリハリがあり、活き活きとしたキャラクター。Vestax-neoの方は初めて使うことになりますが、ノイズや電磁波から信号を守り、安定的にピュアな状態で伝送するための様々な工夫が凝らしてあります。

言うまでもなく、DAWはオーディオ・インターフェースの善し悪しですべて決まってしまいます。アナログの入力をどれだけ良質なアンプで受け取るか、そしてそれをどれだけジッターの少ない高精度なデジタル信号に置き換えることができるか、またその逆戻しもしかりです。

USB 2.0ケーブル「Vestax-neo」
多くの信号を高速でやりとりする必要に迫られるため、「高速」性能としての優先順位が必然的に高くなり、各伝送系部分のデジタル信号の精度がおざなりになりがちなのが我々としてはいちばん怖いわけで、そこの部分を補完する必要があります。

これはオーディオ・インターフェースに限らないことですが、マイクロフォンのケーブルを替えれば音は変わるし、マイクプリのケーブルを替えれば音は変わる、それぞれの機器のパワーケーブルやスピーカー用ケーブルを替えればやはり音は変わる。誰が聴いてもはっきりと分かることであり、心霊的な意味合いの強い“エージング”とは根本的に違います。

オーディオ・インターフェースを替えるということは、サウンドのキャラクターが変わるということを意味し、どのように変わったかをしっかり把握しなければなりません。
5月の導入に向けて動き出していますが、期待する面と不安な面とが両方あって、楽しみつつも慎重に進めていきたいと考えています。

2014/04/02

MOTU 828x導入計画〈1〉

現在、[Dodidn*]のレコーディングで使用しているメインシステムは、AVID MBOX PROのオーディオ・インターフェースとDAWのAVID Pro Tools 11の組み合わせです。AVIDのMBOXは第2世代よりずっと使い倒してきました。その頃のレイテンシーの問題で苦労したことを懐かしく思います。

そうして使い倒してきたMBOX PROですが、この度、オーディオ・インターフェースを「MOTU 828x」に切り替えることにしました(予定では5月下旬)。既に機材とケーブル等は整い、ストックしてある状態です。

MOTU 828xフロントパネル
MOTU 828xの最大の魅力は、やはり伝送系のThunderbolt装備でしょうか。残念ながら私の所有するPCはまだThunderboltに対応できていないので、USB 2.0で伝送しますが、そのうちそれに切り替えた時、828xの真価が発揮されるでしょう。

MOTU 828xの入出力系統は充実していて、入力28(アナログ系は10)に対し出力30(アナログ系8、メインXLRアウト2、ヘッドフォンアウト2)になっています。2つのマイク入力はプリアンプ部が良質で、これだけでも魅力がありますが、すべてのアナログ入力にリミッターを装備している点はとても助かります。デジタルIN/OUTがS/PDIF(コアキシャル)とオプティカル対応という点も見逃せないポイントで、外部デジタル機器との重複的なやりとりが可能になります。

そしてなんといっても828xはDSPのCueMix FXを装備しているので、負荷を掛けることなくコンプ、EQ、リバーブが掛け録りできます。

リアパネルの入出力端子
これまで[Dodidn*]のレコーディングでは、複数のパートの同録などは、掛け録りが難しい(自前のハードウェアが足りない)という観点で控えるようにしていました。場合によってはサブ・ミキサーのMackie 1604-VLZ3を使って、入力を事前にまとめたり、EQを施したりということはしましたが、EQもコンプも、という対応は無理でした。その場合、どうしてもミキシング時でのプラグイン処理に委ねることになったわけですが、CueMix FXを使えば、ようやくこれらの問題がすべて解決します。

その他、トークバックやリッスンバックといったコントロールモニター機能も地味な部分で重宝すると思いますが、828xはオーディオクロックの精度が良いようです(DDS:ダイレクト・デジタル・シンセシス・クロック)。

さらに地味なところでは、エンジニアにとって欠かすことのできない計器ツールを搭載。周波数特性を計測するFFTアナライザー、位相を測るX-Yプロットとフェイズ・アナライシス、そしてオシロスコープ。こういったものまでプラグインに頼らずDSPでまかなってしまえるのだから、MOTU 828xは音響を含めた音楽のなんたるかに十分順応できるのです。

2014/03/20

「早春賦」の制作

Utaroヴォーカルによる唱歌「早春賦」を公開しました。

昨年の夏以降より、制作の準備を進めていましたが、ヴォーカルのアプローチの仕方の改善、Pro Tools 11への移行準備などと併行してしまったため、制作が遅れに遅れ、今期の公開となってしまったことをお詫びいたします。

この「早春賦」に対しての個人的な思い入れは、ホームページに書いた通りなのですが、唱歌全般に言えることとして、やはりポップス的な楽曲に慣れてしまっている以上、難しく感じる面が多々ありました。

原曲は8分の6拍子、ヘ長調。これを自分のヴォーカルに合わせて、ニ長調にしました。楽譜自体は、以前にも書いたように、中学音楽教科書に準拠したもので、Cubaseでプログラミングし、曲の構成を多少作りかえています。当初はピアノとヴォーカルのみ、というコンセプトでしたが、間奏となる部分のメロディに2つのシンセ音を加えています。

使用したピアノ音源は、フィジカル・モデリング音源ソフトウェアPianoteq 4で、プリセット・ピアノは“Erard”(エラール)を選択。太く豊かな低音と歯切れのいい中高音のバランスの良さが特徴です。このErardピアノは歴史的に見ると非常に興味深いのですが、ソフトウェアでは1922年製のものを再現しているとのことです。この「早春賦」の曲調と合うと判断し、Erardを選択しました。

Pianoteq 4での音場エディット画面
フィジカル・モデリング音源ソフトウェアPianoteq 4(Version 4.5)では、「音響放射モデル機能」があります。
これは、擬似的にアウトプットのマイクロフォンをピアノの様々な位置に設定することができ、独自のアンビエントを再現することができます。
私はいつもこのソフトウェアを使用する時、この調整にかなり時間をかけます。ピアノの印象を決定づけるものであり、ヴォーカルとのバランスも考慮しなければならないからです。

ヴォーカルで使用したマイクロフォンは、LAUTEN AUDIO LT-321 Horizonです。これはNEUMANN U67を意識して製造された真空管マイクロフォンで、太く柔らかく、ヴォーカルが浮き立って感じるのが分かるかと思います。

パート数が少ないせいもありますが、Pro Tools 11でのこれらのレコーディングは非常に快適でした。
ヴォーカルは4つのテイクを録りましたが、そのうちの2つのテイクを部分的にエディットしてヴォーカル・トラックのOKテイクとしました。
ちなみに、最初の録ったテイクは、若干真空管(マイクプリとマイクロフォン両方)の暖まり加減が足りなく、やや硬めの音だったのでNGとなりました。これらが確実に暖まるのに私は30分という時間を目安にしていますが、その日の気温や室温によって、どうしても時間的なずれが生じるようです。

Pro Tools 11上のトラックには、それぞれ、API 550BのEQとCLA-76(今回は“BLACKY”)コンプの組み合わせという私のミキシングのお気に入りプラグインを並べ、マスター・トラックにはこれまた同じくAPI 550BとJ37 Tapeテープシミュレーターの組み合わせを適用しました。もう私にとっては定番の設定です。

ピアノ音源、そしてヴォーカルの音色はマイクロフォンの特性が活かされてほとんど出来上がっている状態だったので、ミキシングにしろマスタリングにしろ、超低域成分の軽減と超高域成分の軽減、といった両端をわずかに削るような感じで終始しました。ほとんど微妙な調整です。

ということで是非、この「早春賦」を何度も聴いていただき、季節感ある情趣を楽しんでいただければと思います。


2014/02/25

サウンド・デザイン―私のノートより

90年代に付けていたサウンド・デザインに関するノート
20代の頃、音響に関する個人的なメモを、“サウンド・デザイン”ノートという形で、1997年から2001年まで付けていた時期があります。

総じてそれは、オケやヴォーカルに対してのコンプレッサーの処理の仕方がメインで、それによってサウンドがどう変化するか、設定をこまかく変えながら逐一、言葉に表現して書いていました。当時使っていたコンプはアナログのBOSS CL-50やデジタル・プロセッサーのSONY MP5でした。

ちなみにこのノートには、98年秋頃に購入したばかりのコンデンサー型マイクロフォン「RODE NT1」(初期型)のサウンドについても言及しています。以下、ノートに書いてあったことを一部引用してみます。

〈AKG C451と比べ、中域の深みがあり、音が前に出る。そのファットなサウンドの中にざらついた質感と繊細なニュアンスがあり、アコースティックなレコーディングには重宝するだろう〉
〈マイクを替えることで、曲の存在感が変わり、イメージが変化する。その選択の重要性は言うまでもないが、NT1はART TUBE MPの真空管サウンドの良さと質感をうまく取り込み、コンプ効果に合わせて独特の歪みをブレンドさせることができる。その立体的なサウンドは充分な可能性を秘めていると思う〉

そもそもコンプレッサーの設定をこまかく変えることで、サウンドのニュアンスを立体的に変化させることができる、というテクニックを徹底的に学ぼうとしていた矢先、自ら新たなマイクロフォンを導入したことによって、そのサウンドのデザインがより複雑になってしまった、のをはっきり覚えています。
それまで使用していたAKG C-451Eの特性、そしてRODE NT1の特性。その2つのマイクロフォンを使いながら、コンプレッサーの性質を理解し、応用して自分のものにしようとしていたわけですが、当時の私としてはなかなか難しいテクニックだったのです。

ともかく、音を録る段階でコンプをいじり、その設定値をメモすると共にどんなサウンドになったかを記録。またコンプをいじって設定値を変え、今度はどんなサウンドになったか。これを何度も繰り返し、ノートにしていた――。

この時の経験があって、今ではコンプの設定を目視するだけで、だいたいサウンドがどんな感じになるかを想像することができます。逆にどんなサウンドにしたいかによって、コンプをどう設定すれば良いか、理解できるようになりました。
2001年以降、マルチバンド・コンプのT.C. electronic Finalizer PLUSを使い始めた時には、あのノートが非常に役に立ちました。

そういう意味で、あの時にノートを付けていたことは非常にプラスに働いたわけですが、いま主にプラグインのコンプを使用する際、その最も基本的な設定、すなわちきわめてシンプルな設定にこそ、サウンドを良くする秘訣があるように思います。
レコーディングにおける源音のメータリングでの最適な値をまず導き、その上でコンプレッションする。この時、明確なビジョンが必要。何をどうしたいのか、どうなって欲しいか。自ずとシンプルな設定になります。

こうしたサウンド・ディテールを個々に積み上げていけば、最終的なマスタリングの段階で“無茶苦茶な設定”によるガチガチのマキシマイザーに頼ることがなくなるのです。

2014/02/13

「Drinking Bird」―その音の世界

アンビエント即興曲「Drinking Bird」について解説します。

アプリ[Trope]画面
複数のPad系の音がそれぞれの旋律で重なり合う響きが美しい、ブライアン・イーノ&ピーター・チルヴァーズのアプリ[Trope]音源による即興と、それを再生しながら私ことUtaroのヴォーカル・パフォーマンスを電子音楽家Katsuhiro Chibaさんが開発したアプリ[hibiku]に通してオーバーダブした、作品。ということになるのですが、[Trope]での即興は実は何度もやり直しています。

過去の作品でアプリ[Bloom]を使ったことがありましたが、[Trope]はそれとほとんど変わりません(「PLUME」及び「Eternal」をご試聴ください)。設定画面にムードと呼ばれる調性の違うプリセットがあり、「Drinking Bird」では最終的に“ルアニア”を選択しましたが、このムードの選択によって、まったく響きの雰囲気が変わるので、イメージに合ったムードを見つけるのにテストを繰り返しました。

プレイ画面では、指をさする位置つまり画面の上下左右の座標によって、音程等が決められているので、かなり計算しながら、指をさすって音を出しました。ただ、適当にさすってもそれなりに美しい響きになるという点では、[Bloom]より[Trope]の方が簡単かも知れません。

iPad用Yケーブル「HPC-35R」
独特の超ロング・リバーブが特徴の[hibiku]を使ったヴォーカルは、モノラル・トラックで録っていますが、実はこれに別のリバーブ・プラグインSonnox OXFORD REVERBの「EMT 140」系プリセットをブレンドしています。[hibiku]でのパフォーマンスは既に「海」で経験したので、後者のプラグインでその残響の音像をさらに密度の濃いのものにしています。

iPadの出力はOYAIDEのHPC-35Rを使用。これでかなりアプリ音源のサウンド・ディテールが向上したのですが、ミキシング等については、「Figure」でのミキシングを踏襲した形で、同じプラグインを用いました。是非聴き比べていただきたいのですが、この新たな録音&ミキシング手法によって、「海」よりもサウンド・クオリティが良くなっているのが分かると思います。