侘びの世界へ―Flower's Topology

「はにかむバルテュス」のリレコに向けて

Cubaseでドラム・パートの修正
「舞踏のための音楽プロジェクト」の制作。

先週、2014年に制作した「はにかむバルテュス」のリプロダクトを開始しました。この曲はホームページ[Dodidn*]の「宅録しませう」でミキシング・レッスンのために作った120秒の曲で、そのコーナーではそれぞれのパートの処理の仕方やミキシングの仕方について解説しています。
この「はにかむバルテュス」をアルバムに収録することが決まったので、一部修正してリレコ、リミックスすることになったのです。ところが…。

当時のCubaseのプロジェクト・ファイルを開いて、てっきりすべてのパートがプログラミングされていると思いきや、バスドラの音が足りないことに気づきました。あの曲のバスドラは、2つの音色を足して同時に鳴らしていたのですが、どうやら片方の音色は、Pro Toolsで後付けにレコーディングされた音色だったようです。
尤も、そのバスドラのずれを修正するためのリプロダクトなので、あらためてCubaseでそのバスドラの音色を加え、ドラム・パートを整えました。

ここで私は、この曲を120秒よりもう少し伸ばすことにし、14小節増やして、2分30秒弱に伸張することにしました(メロトロンのギター系のメロディ・ソロやヴォーコーダーによる装飾が加わる)。
この作業により、当初の部分的なリレコからリミックスへというプランが消え、全面的なリレコということになったのです。

Pro Toolsで録られたオーディオ・クリップ
さて、そのPro Tools上でのレコーディングでは、ソフトウェア音源で鳴らした各パートはインターフェースの出力からアナログ・ミキサーMackie 1604-VLZ3を経由して戻し、オーディオ・クリップとして録られました。アナログ回路を介することで程よくピーク成分がふるい落とされ、適度な旨みが加わります。コンプをかけ録りすることでさらにその音色のディテールが研磨され、ミキシングしやすくなります。結果、この段階で既にオリジナルのヴァージョンよりも、全体が柔らかい感じのサウンドになっています。

後日、これにヴォーカルをダビングし、ミキシング作業に入ります。お楽しみに。

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