侘びの世界へ―Flower's Topology

ハチプロをメインディッシュに

SOUND Canvas VAプラグイン
90年代後半、私にとって憧れのマルチ・ティンバー音源だったRoland SOUND Canvas SC-88Pro(1996年発売)。単純に高価だったせいもあり、手が届かなかった音源でした。
この憧れの実機を入手したのは2年ほど前で、今まで何の活躍もなくストックのまま眠った状態でした(当ブログ「SC-88Pro音源のストック」参照)。
昨今ではDAWでいくつもの音源ソフトウェアを扱うことに慣れてしまい、DAWを取り巻くPC上の環境が、どんどん膨張していくことに違和感というか危機感を抱いたりもしています。また一方で、これだけ複数の音源ソフトウェアを扱っていながら、ここで使いたいと思うスタンダードな楽器音色(例えばギロだったりアゴゴだったりアコーディオンだったり、あるいはエレキ・ベースだったり)が、実はほとんど足りてなかったりして、あれ?と思うことがありました。

Roland SOUND Canvas SC-88Pro(通称“ハチプロ”)はそうしたスタンダードな楽器音源をほぼ完璧に網羅していると言え、これが自在に使えたらいいのに、と2年前に入手したわけですが、やはり今頃の音源ソフトウェアの使い勝手と比べると、デモ段階から使うのには、ガクンと制作効率が落ちてしまうデメリットがありました。
ところが昨今、Rolandさんの大英断によってiOSプラグインが発売されたり、SOUND Canvas VAというVSTi & AUプラグインが発売されたりする流れを見ると、プラグインを併用すれば、そのデメリットの部分が解消されるではないかということに気づいたわけです。

所有するSC-88Pro実機
そこでちょっと実験的に、ハチプロ音源のみの曲作りを試してみたくなりました。CubaseでのプログラミングではSOUND Canvas VAプラグインを用いて曲作りをおこない、Pro Toolsでのレコーディングでは実機の音源を用いる、というやり方。もともと私は90年代にこうした一体のマルチ・ティンバー音源のみで曲作りすることに慣れているので、その原点に帰るという意味もあり、また憧れのハチプロのみで一体どんなサウンドになるのか、非常にワクワクする気持ちになります。

題して、「SC-88Pro ハチプロで創る。」プロジェクト。

[Dodidn*]ホームページにページを立ち上げましたので、今後、字数を増やしていくつもりです。もちろんそのデモ曲もアップしていく予定です。このプロジェクトの肝は、ハチプロ音源のみ! ということで、ご期待下さい。

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