侘びの世界へ―Flower's Topology

自然体のアブストラクト―Whose Is The Wristwatch?

【OP-1上でトランジェントをエディットする】
今年2017年の[Dodidn*]すなわち私ことUtaroは、萌えに萌えてアルバム『Gの洗礼』の制作に躍起になっているところですが、この半年間、致し方ない家庭の事情で制作が止まり気味になっている点、重々お詫びいたします。現在、喪に服している身でもございます。

実際に数週間、まったく音楽というものを真正面から聴けない日々が続くと、ある日突然、猛烈に何か作りたくなります。そんな禁欲状態から反駁し、アルバム制作というフレームから外れ、つい先日、試運転的なちっちゃな曲をOP-1で打ち込みました。曲名は「Whose Is The Wristwatch?」。2分弱のリズム。実はこれ、個人的にはたいへん意味深なタイトルなのですが、その説明は完成してからにします。ともあれ、ちょっとアルバム制作を脇に置き、この短い「Whose Is The Wristwatch?」という曲を先に仕上げたいと思います。ちなみにこのシングルは完成後、無料配信いたします。

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常々使い続けている小型シンセ、Teenage Engineering OP-1は本当に即興のアブストラクトにはもってこいのマシンだと思います。2年前におこなった「OP-1を使ったサウンド・インスタレーション」のプロジェクトでは、計9曲をアップしましたが、個人的にはゾクゾクするような体験でもありました。それまで平易かつ便利に扱っていたCubaseでのMIDIシーケンスをいっさい用いずに、ああいった複雑なリズム・セクションをシンセサイザーだけで構築する体験がなかったからです。
そのことを思い出しつつ、「Whose Is The Wristwatch?」を打ち込んでみましたが、さてこれをどう料理するか、まだこの段階では決めていません。ヴォーカルが入るのか入らないのか…。何系の曲であるのかさえ…。

OP-1上のエディットで、リズム・セクションの音像をより奥行きあるものにすべく、リズムのトランジェントのアタック感をやや強調し、その音像を調整することによって、2年前の頃よりはOP-1のリズム隊が立体的に聴こえるかなということを、最近のテクニックでは用いたりしています。

完成まであまり時間をかけたくありません。「Whose Is The Wristwatch?」ご期待下さい。次回へ続く。

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